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デニス・フォレスト AS ヘンリー二世 (フォード:愛と哀しみのアメリカン・ドリーム) - A TRIBUTE TO DENIS FOREST (日本語)
DENIS FOREST AS HENRY II

FORD: THE MAN AND THE MACHINE (1987)
DENIS FOREST AS HENRY II

フォード:愛と哀しみのアメリカン・ドリーム (1987) .... デニス・フォレスト AS ヘンリー二世



国内版ビデオは前編と後編に別れていますが、デニー演じるヘンリー二世のシーンは後編の方だけです。でも最初から見ないと面白くないので、やっぱり両方買った方がいいと思います(^-^;)。

「自動車王フォード 愛と哀しみのアメリカンドリーム」はベストセラー作家ロバート・レイシーの原作を見事に映像化した、伝記的ドラマ作品です。

デニスは主人公ヘンリー・フォード(クリフ・ロバートソン)の一人息子エドセル(R.H.トムソン)の長男でヘンリー二世。主人公の孫に当たります。

最初の登場シーンは、お祖父様のお誕生日。この時は多分学生と言う設定かなと思ったんですけど、弟や妹達と一緒にケーキの蝋燭を吹き消すだけでチラッとしか見れません。

真珠湾攻撃の後、ヘンリー二世の出征も近いと思うんですが、フォード社を継いだ父は会社での激務に追われ、この時も一言話しただけですぐに会社に出かけてしまいます。子供達と接する時間もない様子に見えました。ヘンリー二世はちょっと寂しそうな表情を浮かべますが、父の立場をよく理解しているんでしょうね。黙って見送ります。

激務と精神的なストレスのため、胃癌を患っていた父エドセルは会社で突然倒れ、病院で手術を受けます。デニスの次の登場シーンは病院の待合室です。祖父母(ホープ・ラング)と母(リン・アダムス)、そして弟と妹(ここではかなり大きくなってます)と一緒に父親の無事を祈っていたヘンリー二世でしたが、父は亡くなります。ヘンリー二世は一瞬とても辛い表情を浮かべますが、すぐにお祖母様と母親を抱きしめていたわる優しい思いやりのあるしっかりした男性に成長しています。

葬儀の時も、「思い出は過去に流そう」と言う祖父の言葉に激怒した母を優しくなだめます。この時デニスは25か26歳位と思いますけど、哀しそうにうつむく姿が綺麗すぎて~、やっぱりはかなく見えてしまいました。

父の葬儀の後、海軍将校のヘンリー二世に出撃命令が出されますが、夫を失い、息子だけは何としても守りたい母親は、ヘンリー・フォードの妻に息子を社長に就任させるよう、ヘンリーを説得させます。

ヘンリー二世は、上官から連絡を受けますが、その後の表情で、彼自身も戦場へ行く事を避け、フォード社を継ぐ事を望んでいる事が分かります。

母と一緒に祖父を訪れるヘンリー二世。彼は父エドセルがいかに祖父の愛を求めていたか、そして父が社長になっても祖父が全権を離そうとせず、息子の立場も理解しようとしなかった事が、どれだけ父を苦しめたかを知っていました。彼はうたた寝している祖父の側に立つと、優しく声をかけて起こしますが、祖父の「お前なら私より上手くやれるだろう」と言う曖昧な言葉に、「それでは足らない」とはっきりと祖父の口から、自分に会社を継いで欲しい事、そして経営には一切口出しをしない事を約束させます。

ヘンリー二世は、父を追いつめた祖父を、母親同様に憎んでもいましたが、孫として、偉大な人物でもある祖父への尊敬の念と愛情も持っています。祖父に全権を自分に譲る事を確約させるヘンリー二世の言葉は厳しく、有無を言わせない冷たい態度は、彼の意志の強さと祖父への憎しみを感じますが、咳き込んでしまった年老いた祖父の肩に優しく手を置く様子は、祖父へのいたわりがあります。短いシーンなんですが、ヘンリー二世の祖父への複雑な想いを見る事ができます。。

ヘンリー・フォードを助けたことで、祖父の信任を得ていた警備の責任者ハリー・ベネット(マイケル・アイアンサイド)は、エドセルの死後社長の座を狙っていました。彼のギャングも真っ青なやり方や不正を知っていたエドセルも、社長に就任した時、彼をクビにしようと彼の所へ行くのですが、逆に脅され、事実上会社の実権を握るヘンリーも承知しませんでした。

社長に就任したヘンリー二世(デニス・フォレスト)も、父エドセルと同様にベネットの存在を疎ましく思っていました。そして父が歩いた同じ通路を通り、ベネットのオフィスへ。そしてやはり父と同じように、オフィスの前のヤクザな用心棒に腕をつかまれますが、元海軍将校で精神面でも体力面でも強さを備えていたヘンリー二世は全くひるみません。ベネットは相変わらずふてぶてしい態度で、「エドセルもここに来た事がある」と愉快そうに話しますが、すぐに自分の窮地を思い知らされます。ヘンリー二世は、冷たく解雇を言い渡すと、黙って部屋を出て、通路を歩いていきます。後ろから恨み言を言い続けるベネット、ヘンリー二世は無視して立ち去ります。この父エドセルと同じ通路を通るところからはじまるこのシーン、とても印象的で好きです。

日本版ビデオでは、エンドクレジットでも、このデニスが通路を歩いていくシーンが使われていますので、最後まで見てくださいね(^-^)。

葬儀のシーンや、お祖父様の傍らに立つシーン、すごい綺麗で素敵です!
国内版はVHSのみですけど、米国版DVDが発売されていますので、高画質で見ると更に~、デニーの美しさが満喫できます。

国内版VHSは廃盤で、Amazonにデータがなかったのでリンクは貼れていません。Yahooのオークション等で探してみてくださいね。
DATA



原題: Ford: The Man And The Machine

邦題: フォード:愛と哀しみのアメリカン・ドリーム

デニス・フォレスト AS ヘンリー二世
Denis Forest As Henry II

TVミニシリーズ
TV mini Series

製作国: カナダ
Country: Canada

言語: 英語
Language: English

時間: 200分
Run Times: 200 min.

原作: ロバート・レイシー
Original Book (reportage) by Robert Lacey

監督: アラン・イーストマン
Directed by Allan Eastman


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原作(上巻)
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