007 カジノ・ロワイヤル/CASINO ROYALE

思い切り時期外してますけど、昨日やっと007シリーズ最新作「カジノ・ロワイヤル」を見てきました。ほんとに劇場公開もそろそろ終わりでしょうから、ぎりぎりですよね。
さて、新ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ氏ですが~、今までのボンドの中で一番クール!!渋いっ!アクションのキレも最高だと思いました。
悪役ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)も神経質で、病的な雰囲気で良かったんですけど、トキめきがなくって、個人的にはシリーズ中で特に好きってことにはなりそうにないです。
下っ端の爆弾男二人のアクションシーンは迫力でした。特に一人目、ただ者じゃないアクションに圧倒されちゃって、もうビックリ。このモロカ役を演じられたのはセバスチャン・フォーカンという方で、バルクールを考え出した方なんですね。
ポーカーシーン、タイトルどおり見せ場です。ボンドのオーダーメイドのタキシード姿にまずうっとり。私の感覚じゃ全然ついていけてない大金と、ル・シッフルにとっては命が賭かった勝負、緊迫感ありました。ル・シッフルが癖を利用して、見え見えな演技でボンドをひっかけようとするんですが、ボンドがまたまんまとそれに引っかかってその勝負に負けるわけです。誰が見ても見え見えなシーンだと思うんですけど、ここでボンドがそれを見抜けずに何故負けたかって考えると、彼の驕りや人間臭さを見せるための演出なんですよね(多分)。ダニエル・クレイグ氏のボンドは、人間臭さっていう面でも、際立ってて、それがまたボンドを魅力的にしていると思います。
その後にル・シッフルが、本当に意識せずにその癖を見せてしまうシーンがあります。この使い分は絶妙、名優ですね。マッツ・ミケルセン氏、私は他の作品を知りませんが、デンマークではとても有名な俳優さんだそうです。
休憩中にル・シッフルを狙って取立て屋が現れるんですけど、ここも怖かったです。
ル・シッフルの彼女って、女性ですよね??私ってば、窓ごしの彼女の横顔見たときから、日本で言うところのニューハーフさんに見えちゃって、まだ気になってます。失礼な奴ですいません。
かなり怖い拷問シーンを経て、その後は予想通りな展開に進むので、裏切って欲しい気持ちもあった私にとっては、ちょっと不満でもありましたが、やっぱこの場合、この展開ですよね。口座番号と暗証を入れるシーンで、観客からは○○の裏切りを確信できるし、その後ヴェネチアの古い建物の中でも「あ、○死しちゃうのね」とすぐ分かってしまうというあたりです。
ロケーションはとても綺麗だし、ヴェネチアの古い建物が倒壊する様を、中と外から見せるシーン、迫力のアクション・シーンと、個人的には印象に残る映像がたくさんありました。
【メモ】
冒頭、ジェームズ・ボンドが「00」=「殺しの番号」を得るまでのいきさつがモノクロで描かれます。小説ではその称号を得たいきさつは、ボンドの回想として語られていて、殺した二人の人物も違っているそうです。
ジュディ・デンチさんは、シリーズ第17作目「ゴールデン・アイ」(ボンド役はピアース・ブロスナン)から、今回のシリーズ第21作「カジノ・ロワイヤル」まで、MI-6の部長「M」役を演じられています。
私は車の見分けが全くつかない人なんですが、「ボンドがディミトリアス(サイモン・アブカリアン)から賭けで奪い取るのが初代ボンドカーっていうのもいいね」って彼に言われて「え、そうだっけ?}と調べたら、確かにそうでした~(汗;。ディミトリアスから貰い受けるのは「アストン・マーティンDB5」、そして今回最新のボンド・カーは2007年の最新モデルで「アストン・マーティンDBS」だそうです。
私はアルコールは一滴も飲めないので、試すなんて事は不可能ですけど、この「カジノ・ロワイヤル」ではジェームズ・ボンドが愛飲するマティーニのオリジナル・レシピが分かります。記憶できるような頭はないので、パンフによると、「ゴードン・ジン:3 ウォッカ:1 キナ・リレのベルモット:1/2 を氷の上に注いでシェイク。薄く切ったレモンの皮を添える」そうです。お好きな方だったら、試されるのも楽しいかなと思いました。劇中でボンドはこのオリジナル・カクテルに「ヴェスパー」の名前をつけます。












